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【銀行預金の500倍!?】コインチェックの貸仮想通貨の仕組みと使い方【図解多め】

コインチェックの貸仮想通貨

貸仮想通貨(レンディング)とは、私たちが保有する仮想通貨を仮想通貨取引所に貸し出して、通貨量と貸し出し期間に応じた利息を受け取ることができるサービスです。

長期的な値上がりを期待して通貨を保有し続けたい場合、貸仮想通貨を利用することで運用効率を高められます。

仮想通貨取引所は借りた通貨を信用取引などに利用します。

コインチェック貸仮想通貨サービスの年率シュミレーション

コインチェックの貸仮想通貨サービスでは、貸出期間によって最大5%の金利がつきます。

貸出期間 金利
14日間 1.0%
30日間 2.0%
90日間 3.0%
180日間 4.0%
365日間 5.0%

支払われる利用料(利息)は、以下のように計算します。

通貨単位 × 年率(%) ÷ 365日 × 貸出期間(日) = 利用料

例えば1BTCを90日間貸し出した場合、

1BTC × 0.03% ÷ 365日 × 90日 = 0.00739726BTC

2021年12月23日時点でのBTCの価格は約554万円なので、1BTC550万円で計算すると

5500000 × 0.00739726 = 40684.93円

3か月で約4万円の利益が出ることになります。

貸仮想通貨サービスのメリット

金利を仮想通貨で受け取れる

投資経験が浅いうちは、短期トレードで利益を上げていくのはあまり簡単ではありません。

対して貸仮想通貨であれば、トレードをせずに通過を保有したままでも期間ごとに金利が得られるので、将来の値上がりを長期的に待ちながら通貨を増やし続けられるのが魅力です。

銀行の数十倍~数百倍の金利

コインチェックの貸仮想通貨サービスの年率は1~5%です。貸出期間が長いほど年率が高くなります。

対して一般的な銀行の普通預金の年率が0.01~0.2%なので、日本円を口座に入れておくより数十倍~数百倍有利に資産を増やすことができます。

仲介を挟むので持ち逃げなどの不正リスクが低い

個人間で仮想通貨を貸し借りすると、相手に持ち逃げされるリスクがあります。

実際仮想通貨が流行り始めた初期の頃はそういったトラブルがちょくちょくニュースにもあがっていました。

コインチェックの貸仮想通貨サービスを利用すれば、間に仲介が入ってくれるので安心して貸し借りを行うことができます。

貸仮想通貨サービスのデメリット

価格変動リスクがある

貸し出す通貨量と貸出期間に応じた金利分の通貨をもらえますが、通貨の価格は日々変化します。

コインチェックの貸仮想通貨は、貸出期間中の途中解約はできません。価格が高騰して利確したい、暴落して損切りしたいという場合でも手が出せないため注意が必要です。

貸出中に取引所が潰れた場合、貸し付けた仮想通貨は返ってこない

万が一取引所が破綻した場合は貸仮想通貨に預けた資産がかえってこないリスクがあります。

コインチェックの貸仮想通貨サービスの場合、コインチェックとユーザー間で結ぶ契約は「消費貸借契約」という無担保契約です。

コインチェックが倒産した場合には貸した暗号資産は返ってきません。

とはいえ、東証一部上場企業のマネックスグループが参加する国内最大級の仮想通貨取引所なのでコインチェックがいきなり倒産することはほとんど無いと思っていいでしょう。

貸仮想通貨の使い方

コインチェックの貸仮想通貨サービス対応の仮想通貨一覧

コインチェックではビットコインだけでなく、取り扱っている全17種類の仮想通貨が貸仮想通貨サービスに対応しています。

コインチェック取扱通貨:17種類
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • ライトコイン(LTC)
  • ネム(XEM)
  • リスク(LSK/LISK)
  • モナコイン(MONA)
  • ファクトム(FCT)
  • ステラルーメン(XLM)
  • クアンタム(QTUM)
  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • アイオーエスティー(lOST)
  • エンジンコイン(ENJ)
  • オーエムジー(OMG)
  • パレットトークン(PLT)

貸仮想通貨の貸出申請方法

では具体的な貸仮想通貨の利用方法を解説していきます。

  • STEP1
    コインチェックのアカウント解説
    コインチェックの公式ページからアカウント解説と本人確認を済ませます。

    詳しい手順は以下の記事にて解説しています。

    https://pocketmoney-up.com/coincheck-register/

  • STEP2
    貸仮想通貨アカウントに登録
    コインチェックのアカウント開設が完了したら、コインチェックの画面上部の「貸仮想通貨アカウント」をクリックします。

    利用規約と取引説明書をチェックした後に、「貸仮想通貨サービスに登録する」をクリックします。

  • STEP3
    振替/入金のどちらかを選択
    仮想通貨を貸仮想通貨アカウントに移します。

    まだコインチェックの取引アカウントで通貨を保有していない場合は購入するか、外部ウォレットから入金してください。

  • STEP4
    貸出申請
    左メニューの「コインを貸す」をクリックし、貸し出したい通貨を選択したら貸出期間と貸出数量を入力します。

    貸出期間が満了した後に再度貸出をしたい場合は、「返却時に再度貸出申請を行う」にチェックを入れます。

    再度に「〇〇(仮想通貨)を貸す」をクリックすれば、承認され次第貸出開始になります。

貸仮想通貨サービスの特性上、仮想通貨ごとに利用枠の上限があります。それぞれ利用状況に応じて選択できる期間や通貨量の上限が日によって変わるので、希望の空きがなかった場合は日を置いてちょくちょく確認してみてください。

コインチェックの貸仮想通貨まとめ

  • 貸出期間の選択肢が多いので、自分の好みに合わせた期間を選べる
  • 最高金利5%で高リターンを狙いやすい
  • アルトコイン保有者も利用できて選択の幅が広い

「銀行にお金を預けてても全然増えないしなぁ」

と思っているなら、コインチェックの貸仮想通貨サービスはおすすめです。

トレード以外の資産運用の手段をぜひ活用してみてください。